新しい商標法

2015年、商標法が新しく生まれ変わりました。
法改正により、新たに登録が認められるようになった商標があります。

これまでの保護対象は、文字、図形、記号、立体的形状などでしたが、
新たなに「音響」「動き」「色彩」「位置」「ホログラム」が登録できるようになりました。

これらの新しい商標は、既に海外においては登録が認められていたものです。
日本の大手企業も、海外において音響商標の登録をしていた例もあります。
やっと日本でも登録が認められるようになったということです。

音であっても、出所表示機能などの商標的役割を果たしうるものもあります。
また、動きのある商標などもテレビコマーシャルなどで使用されています。

聞き覚えのある音が、商標として登録されている例もあります。
2015年4月1日から出願が認められるようになったのですが、
日本第一号出願は、「小林製薬株式会社」の「あ、小林製薬♪」という音響でした。
誰もが一度は聞いたことがあるCMでもお馴染みの音響商標ですよね。
その他にも、「久光製薬株式会社」の「HISAMITSU♪」という出願や、
「小林製薬株式会社」の「ブルーレットおくだけ♪」という出願もあります。

新しい商標の出願方法

音響商標やホログラムの商標など、新しい商標の出願の仕方については、
新しい商標登録 のサイトをご覧ください。
願書の記載方法などについて書かれています。